メイン画面
XM6 上で実行しています。なお、一番下の行、通常ならファンクションキーがあるところに表示されている
CPU 情報や日時などは、info-line という別のツールによるもので、mint が表示している訳ではありません。
テキストビュア画面
画面は英文テキストですが、もちろん日本語にも対応しています。Shift_JIS、JIS、EUC-JP
のファイルを表示することが出来ます。
mint title(HoshihanaKyoko-Ⅲ)表示
起動時にテキスト画面に画像を表示することが出来ます。また、ファイルコピーや
圧縮など時間がかかる作業の最中に表示させてもよいでしょう。
画面右下に表示されているのは、いだかともえさんによる素晴らしいタイトル画像です。
■ 特徴
- X680x0/Human68k に対応したキャラクタベースのファイラ。
- 左右二画面のディレクトリ表示ウィンドウ+下部コンソールの三画面構成。
- 柔軟な処理を記述できるインタプリタ言語『madoka』を搭載。
- 強力なコピー、ムーブ、ファイル削除機能を内蔵。
- LZH・ZIP・TAR(+TAR.GZ)の書庫をディレクトリのように閲覧・操作できる仮想ディレクトリ機能『mintarc』搭載。
- 16色・256色・65536色対応、2倍〜8倍までのズームも可能なグラフィックビュアを内蔵。
- Shift_JIS・JIS・EUC-JP 対応、高速スクロール・スムーズスクロールのテキストビュアを内蔵。
更に16進ダンプ・文字ダンプも可能。
- キーバインドや表示メッセージの変更など、強力なカスタマイズ機能。
- HUPAIR に対応、長大なコマンドラインも子プロセスに正しく渡せます。
- MIT(HoshihanaKyoko-Ⅲ)・MAG 形式の画像をテキスト画面に表示する機能も搭載し、萌え需要にも対応。
- 音楽データ・動画データなどのファイルのタイトル情報を取得・表示可能。
- (V)TwentyOne.sys、lndrv、Graphic Mask など各種フリーソフトウェアに積極的に対応。
- アセンブリ言語主体の開発により、機能の割に小型・軽快な動作を実現。
■ ダウンロード
mint 本体
関連ツール
MVDIR090.ZIP |
dos_mvdir version 0.90 (フルセット)
DOS コールでディレクトリの移動を可能にする常駐プログラム |
PMMI090.ZIP |
pmmi version 0.90 (フルセット)
コマンドラインから TMN
下位互換の MMI を実行する
|
ライブラリ
LIBRL092.ZIP |
librl.a version 0.92 (フルセット)
mint の行入力ライブラリ(mint のソースコードには専用版が入っているので、ビルドには不要です) |
LIBRL091.ZIP |
librl.a version 0.91 (version 0.90 からの差分) |
LIBRL090.ZIP |
librl.a version 0.90 (フルセット) |
■ 変更履歴
version 3.10
&command-history-menu
と &command-history
の機能を入れ換えて、
動作が逆になっていた歴史的問題を解決。
※ 既存の定義ファイルをそのまま使うと動作が逆になります。大変申し訳ありませんが、定義ファイル内の
&command-history-menu
と &command-history
を書き換えて下さい。
%vocl 0x8000
の時、長いパス名の書庫ファイル名を表示した後に暴走して白帯が出ていた不具合を修正。
- メディア未挿入で白帯が出ることがある不具合を修正。
- シンボリックリンクのリンク先がディレクトリであってもファイルと表示していた不具合を修正。
- ドライブの状態が「メディア挿入・ノットレディ」だとハングアップしてしまう不具合を修正。
- 定義メニューのショートカットキー(行頭の文字)が '-' だった時に、直前のショートカットキーに含まれる
madoka として認識・実行されてしまう不具合を修正。
&describe-key
、&command-history
でウィンドウタイトルが help になっていた不具合を修正。
- 高速エミュレータ環境において 100% 未満の値が表示される不具合を修正。
- リムーバブルメディアを排出した際に、なるべくルートディレクトリに移動しないようにした。
- コマンドヒストリを4バイト単位で保存するようにした(v3.09 とヒストリファイルの互換性がありません)。
- winf_con.r を
%winf 4
のモードとして mint 本体に統合(mint v2 における
%winf 0
、%sepa 0
に相当)。プラグインも winf_4.r にリネーム。
- プラグイン未登録時で
%winf 0xffff
の場合の処理を、%winf 3
から %winf 0
に変更。
- &dskf0 の $f1〜$f3 に 'XM6.' を割り当てた。
- 置換可能文字列に &no_dr、&nonrd、&nondr を追加。FD、MO、CD、RAMDISK
以外のメディアバイトをその他のドライブ(&no_dr)として表示するようにした。
- デバイスタイプ表示でセミ IBM フォーマットの MO ディスクに対応。
- システム変数 %dtmo を追加。カレントパス表示行のデバイスタイプにおいて、MO ディスクの表示形式を指定する。
- %dtmo 0 … [ MO ](正確には &dskf0 で指定した文字列)
- %dtmo 1 … [H68K]/[IBM ]/[sIBM](フォーマットの種類、正確には &dskmo で指定した文字列)
- &dskmo の標準定義を
"H68KIBM sIBM"
に変更した。%dtmo 1 の時は MO のフォーマット形式に応じて
[H68K]/[IBM ]/[sIBM] のいずれかを表示するので、12文字きっちり設定して下さい。
version 3.09
- ライセンスを『GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2』単独に変更。
- ドライブ情報とマーク情報の容量表示をメガ/ギガ/テラ/ペタバイトに対応した。
- &i-search に -e2(拡張検索モード)を新設。また、BS
キーで戻った時に検索方向も完全に元の状態に戻るようにした。
- %cals 0 の時、上位バイトに文字コードを指定して年月日の区切り記号を /
以外に変更できるようにした。
- 書庫内のファイル名の制御記号を、_ に変換するようにした。
- レベル 0 ヘッダに含まれるサイズが 1 バイト以上のディレクトリを、
ファイルとして解釈するようにした。
- %winf 0/3 の時、容量が 999,999,999 バイト以上のファイルを表示しようと
するとアドレスエラーになったり、0.00M と表示される不具合を修正。
- 1ディレクトリに10,000個以上のファイルやディレクトリが含まれていると、
ドライブ情報表示が乱れる不具合を修正。
- ボリュームラベルの表示を更新するとマーク情報が消える不具合を修正。
- レベル 0 ヘッダの LZH 解析時、メモリを破壊する不具合を修正。
- %vocl 0x800? のとき、書庫ファイルの表示がはみ出す不具合を修正。
- &look-file の DUMP/CDMP モードでバッファ外を参照する不具合を修正。
- &look-file で 0 バイトのファイルを閲覧しようとするとさまざまな不具合が出ていたので、
「内容が 0x00 の 1 バイトのファイル」として扱うようにして、暫定的に問題を回避するようにした。
- &vform(&look-file のファイル情報表示)に関する以下の不具合を修正。
- $ で終わっている場合に表示が乱れる。
- $S、$B、$E、$^、$R で機能がオフの時、スタックを破壊して表示が乱れたりエラーが発生する。
- 2バイト文字の直後に上記変数を置くと文字化けすることがある。
- atr_mark.mis を mint version 3.09 対応に更新。
- バッファの内部構造を変更(通常の使用では影響ありません)。
- FAQ_BUGS に Q&A8 を追加。
- マニュアル類を修正。
version 3.08
- ©、&move 系コマンドに -j オプション(junk directory の意)を追加した。
指定するとコピー/移動先にディレクトリを作成せず、一つのディレクトリに全てのファイルをコピー/移動する。
- システム変数 %vocl を追加した。ボリュームラベルの表示色を指定する。更に、0x8000
を足せば mintarc 内で &arcvl の代わりにその色で書庫ファイル名を表示する
(パレントパス・マスク表示行の内容も変更される)。
- レジュームファイル(ヒストリファイル)の内部構造を変更。
今後のバージョンアップの際にパスヒストリ、コマンドヒストリなどが持ち越されるようにした。
- レジュームファイルの書き出しが失敗した時に、そのファイルを削除できていなかった不具合を修正。
- SCSI 未搭載機で &scsi-check を使うと白帯が出る不具合を修正。
- 左右同パス &rename で反対側パスのカーソルが消える不具合を修正。
- atr_mark.mis を mint version 3.07 以降に対応させた。
version 3.07
- &sort -N で動作がおかしくなることがある不具合を修正。
- %joys の設定に 2〜0x7fff(ジョイスティック2〜)を追加。
- %dotn の設定に 0x8000(親ディレクトリを示す .. を表示しない)を追加。
- %fumd の設定に 2(拡張子連動実行後にカーソルを下げるが、&lzh/tar/zip-selector
実行時は例外としてカーソルを下げない)を追加。
- ソートしている時にソート解除(&sort -n/-N)した場合、
ディレクトリのリロードを行わないようにして、マークが外れないようにした。
- その代わり、%dirs の設定値 1 あたりのバッファサイズが従来の 64 バイトから、8
バイト増えて 72 バイトになった。
version 3.06
- パスヒストリを左右ウィンドウ別々に保持するようにした。
- システム変数 %his2 を新設。%his2 0 で従来通り。%his2 1 で左右別々。
- メッセージ &phisl、&phisr を新設。%his2 1 の時に使用される。
- ©/move-to-history-menu、&path-history-menu に -o オプション追加。
- &is-mark で任意の行位置のマーク有無を調べられるようにした。
- 行入力時、C-d、DEL で文字列が空の場合は終了、カーソル位置が右端の場合は補完を行っていたが、
直前のキー入力も C-d、DEL だった場合は何もしないようにした。
- まどかスクリプトのサンプルとして atr_mark.misを追加。
version 3.05
- まどか関数 &execute-binary、&one-ring 新設。
- メッセージ &dskf0 のメディアバイト $f4 を DAT. から NFS. に変更。
- まどかスクリプトのサンプルとして break.mis、でじかめ整理.mis を追加。
- システム変数 $del! が展開できなくなっていた不具合を修正。
- mintarc から抜けた直後にクラスタサイズが復帰しない不具合を修正。
- 左右同パスで &md、&touch、&delete を使用すると反対側カーソルが消える不具合を修正。
version 3.04
- プラグイン対応(%winf、EXIT)。
- &i-search のインタラクティブモードで、半角スペースを '/' で入力できるようにした。
version 3.03
- ファイルサイズ表示がまだ正しくなかった不具合を修正。
- 子プロセス実行時間の表示でアドレスエラーが発生する不具合を修正。
version 3.02
- ファイルサイズ表示が正しくなかった不具合を修正。
- © 後にマーク情報が更新されていなかった不具合を修正。
- %sort 0 の時にタイムスタンプソートが正しくない不具合を修正。
version 3.01
- %drvv 1 の時仮想ドライブの表示がおかしい不具合を修正。
- %winf 1/2 で 1MB より大きいファイルの表示がおかしい不具合を修正。
- 子プロセス実行時にファンクションキーの表示/消去を伴う場合のスクロール範囲の設定を間違うことがある不具合を修正。